福島県総合防水工事業協同組合

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おかげさまで設立30周年を迎えることができました。

ごあいさつ

福島県総合防水工事業協同組合が30周年を迎えることになりました。今日を迎える事ができましたのも、偏に関係各位の変わらぬご指導・ご支援とご厚情の賜物と、会員一同深く感謝し、改めまして心より御礼申し上げます。
振り返りますと、組合発足当初、シーリングの実技試験は三春町の自動車整備学園の一角を借りて実施していました。
2台の架台で、夏の暑い盛りに1週間ほどかかっていました。やがて防水の種類が増え、手狭になったことから、職業訓練校の教室を借りて実技試験を継続してまいりました。架台も増えましたが保管場所が確保できないため、トラック2台分の架台を抱え、試験のたびに右往左往いたしました。窮状を多くの人に訴えかけた結果、耳を傾けてくれた友人の働き掛けもあって、須賀川市にものづくり支援センターが開所され、今、このような立派な施設で技能試験が実施できることを大変うれしく思っております。
今後ますます、我々の後輩のキャリア形成に取り組んでまいる所存でありますので、皆様には一層のご指導とご鞭撻を賜りますとともに、ご支援とご尽力をお願い申し上げます。

代表理事 金 澤 正 夫

第29期通常総会が開催され、技能者育成などの活動計画を決めました。

通算1000人排出、30年を振り返りました。

総会写真5月21日、郡山市のホテルバーデンで第29期通常総会を開き、技能者育成に向けた活動計画を決めるとともに、組合設立30周年を祝った。
組合員33人が出席。金澤代表が「組合も設立30周年を迎え、今までに1000人近い技能者を輩出できたことは組合員の協力によるところが大きく、感謝したい」とあいさつした。

 

議事では下記の今年度事業計画を決めました。

  • 共同購入、共同受注をさらに推進し、行政や関係諸官庁にPRする
  • 経営の体質強化と防水技術の向上
  • 各メーカーとの交流・懇談会を実施
  • 他地区との技術交流・講習会の開催
  • 防水関連の技術検定業務と予備練習の実施
  • 組合員相互の親睦を深める交流の場の設置
  • 震災後増加傾向の改修工事についての各地区での勉強会の開催

また昨年度に作成した組合ホームページの活用を呼び掛けたほか、25年度の技能検定(前・後期)に関し、46人が受験して1級23人、2級が3人、単一級7人の合格を報告した。

設立30周年記念祝賀会の席上では、金澤代表理事がものづくり支援センターの須賀川市誘致など30年間の歩みを説明し、関係者への感謝を示すとともに「若い人たちに技能検定員になってもらうなど、組合発展に向けた協力をお願いしたい」と要請した。

来賓祝辞では県技能士会連合会の鴻野明恵さんが「経営者は<継>経営者であるべき。技能・技術を次につなげる企業経営をお願いしたい」と述べたほか、菅野文衛県職業技能開発協会専務理事が祝辞を述べた。

功労者として、県職業技能開発協会職員として長年、同組合に関わってきた鴻野さん、前代表理事の八巻誠一山企工業社長に記念品を贈呈。八巻社長が謝辞を述べました。